アメリカの大スターであるマドンナの自宅に住み込みでシェフとして働いた日本人シェフは、マクロビオティックについて、次のような解釈をしています。
それは、「マクロビオティックとは、宇宙の秩序と変化の法則にしたがった生き方である」という解釈です。
ずいぶん飛躍した解釈のように感じられるかもしれませんが、この「生き方」の部分を、「生きるために不可欠である食事」という置き換え方をすれば、なるほど、確かにそう解釈できないこともないかな、という気はしてきます。
それほどマクロビオティックに精通していない人でも、「マクロ」ということばだけはやけに詳しかったり、あるいは「マクロの基本」に相当するとされる「陰陽のバランス」については興味を示したりする人がいるそうですが、その日本人シェフによると、「陰陽」という発想こそ、そもそも我々が暮らす空間と宇宙とのかかわりを示す重要なキーワードになっているのだと言います。
であれば、先にも説明したとおり、マクロビオティックが「陰陽の調和」を原理としているのであれば、確かにマクロビオティックが宇宙とのかかわりをイメージさせるものであっても不思議はないと、ここで初めて気づくことができるのかもしれません。
近年では、「マクロビオティック」ということばが広く理解されるようになり、またそれが「玄米菜食」であるという固定観念が出来上がってしまうことさえあると言われますが、そこには固定観念は不要なのだということも理解できるでしょう。